こんにちは!ゆうき先生です。
先日(16日)に開催した「造形感触あそびイベント」の様子を書いていきたいと思います。らいふ以外でも幼稚園や子育て支援の場で感触あそびの教室を開いているのですが、いつも1つ又は2つの素材を決めて行っています。
教室を開いている中で、ひとりひとり興味を持つ素材やあそび方が違うところから「もっといろんな素材に触れてほしい」と思い、今回のイベントでは素材数を増やしての挑戦をしてみました。
企画内容を考えている時からワクワクがとまらないゆうき先生ですが、はじめての素材を使う中で安全面や衛生面に考慮したり、多すぎて何したらいいかわからない子が出てきてしまうんじゃないかなどいろいろな問題点もありましたが、幼稚園に行った時にこどもたちの遊んでいるところを観察し、ヒントをもらいながら1つ1つ解決することができました。
さて当日はというと、素材を増やした分、朝からバタバタで開始時間ギリギリに準備終了。「段ボールの絵の具お絵かきブース」「廃材、自然素材の工作ブース」「寒天ブース」「色水ブース」「片栗粉ブース」を用意しました。
自己紹介や説明をして、いざスタートです。まず率先して動き出したのが、ゆうき先生の娘ゆずゆちゃんです。慣れている娘の動きを見て、感触あそびがはじめての子も動きはじめました。

人気なのは「片栗粉ブース」に「寒天ブース」に「色水ブース」…ブース関係なくごちゃ混ぜで遊んでいいよとこどもたちには伝えてあるので、一緒の場所にいてもそれぞれあそび方が違います、また、周りの子を見て、新しいあそび方も考えていきます。
6歳の女の子は、はじめてとは思えないほど全身で表現してくれました。絵の具を躊躇なく手や足に塗り段ボールにスタンプ、いろんな廃材の底にだけ色を塗って楽しんでいました。
年齢が一緒でも、別のお友達は片栗粉のかたさに苦戦…型取りをしたいのに思ったかたさにならなくて研究し続けていました。最後は自然素材と片栗粉を合わせて可愛い作品ができていましたよ。

男の子兄弟で参加してくれたお友達は、寒天に夢中でしたね!とにかく細かく刻み、色水でいろんな色をつくることを楽しんだお兄ちゃんと、ダイナミックに遊ぶ弟くん。トイレットペーパーをパパと一緒に引っ張って楽しんでいる様子が印象に残っています。
女の子の姉妹で参加してくれたお友達。お姉ちゃんはお友達が片栗粉を型取りしているのを見て、一緒に挑戦してみたり廃材でブレスレットをつくって楽しんでましたね、終わりの時間を伝えると、「まだ遊びたかった」と涙を流しながら伝えてくれてうれしかったよ!

妹ちゃんは3歳さんながら1人で黙々と各ブースを周っていましたね。少し力がいる色水ポンプも片手でプッシュしていたり、きれいな1本線を描いたり、筆を持っている姿は芸術家でしたよ!
全体を通してびっくりしたことは、みんな道具を使うのがほんとに上手でした!ローラーや先の尖っていない注射器、ハサミなども手が届く場所に置いていましたが、問題なく終えることができました。
はじめて使う道具のはずなのに、高速コロコロできれいに塗ることができたり、注射器で色水を吸うのも難しいはずなのに絶妙な力加減でプチプチに色水を注入していたり、布など切りにくい素材を考えながら切り、使った後は蓋をして元の場所へ戻していたりと、心配事がほんとになくて一緒に楽しんで遊ぶことができました!!
「またやってほしい」や「楽しかった」というお言葉もいただけたので、反省点を改善してまた企画したいと思います!